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甲子園の風BACK NUMBER
“194cm102kg”プロ注目二刀流・菰田陽生17歳がセンバツで手首骨折の山梨学院…じつは「チャンス」でもある? 監督が語った「夏への課題」
text by

間淳Jun Aida
photograph byJIJI PRESS
posted2026/04/11 17:01
投打の中心である菰田陽生がセンバツ中に負傷した山梨学院。どのような戦いを見せていたか
「ベスト8までいけたのは、チームにとっては半分自信になると思います。菰田の打順を2番にする意味や、菰田がいない打線の違いを選手たちは感じたはずです。私自身も菰田のけがや采配の面で学ぶべきところが、たくさんありました」
選手も、指揮官と思いは同じ。ベスト8に手応えを得る一方、現状に満足はしていない。渡部は決勝点を許した場面を振り返り、「最後に粘り切れる投手にならないと甲子園では勝てないと痛感しました。不利なカウントになっても自信を持ってストライクを取れる球種も磨いていかなければいけません」と夏に向けたテーマを掲げる。抜群の安定感を見せた木田も「武器とする変化球の精度をさらに高めるのはもちろん、ストレートの球速も上げていきたいと考えています」と次のステップを見据える。
菰田は全治数カ月とみられるだけに
骨折した菰田は全治に数カ月かかるとみられている。吉田監督は「将来に影響が出ないように、しっかりとリハビリさせようと思っています」と方針を示す。檜垣に関しても、慌てずに段階を踏んでいくと説明した。
チームは当面、2人を欠いた状態が続く。この期間はピンチなのか、チャンスなのか。捉え方次第で、成長曲線は変わるだろう。センバツで手にした収穫と課題を夏につなげられれば、2人が戻ってきた時、甲子園ベスト8以上の結果が見えてくる。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

