「飛ばす能力がすごい」スカウトも脱帽…190cm、101kgのスラッガー“ドラフト2位指名”エドポロ・ケインの素顔「プロはやっぱりこういう子が行く」 

　中村監督就任後初のリーグ戦となった3年春は、2番・中堅でフル出場し、3本塁打を放つなど.302の打率を残した。

　中村監督の教えでどの言葉が一番心に響いたかを問うと「たくさんありすぎてどれが一番というのはないんです」と明かすが、数え切れないほどの“金言”が徐々に結果となって表れていった。

　ドラフトイヤーとなる今春のリーグ戦はその一挙一動が注目の的となったが、リーグ戦中盤で左手の有鈎骨を骨折し5月に手術することになり、出場はわずか5試合に留まった。

秋リーグは開幕カードで2試合連続ホームラン

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　7月から練習を再開して夏場のオープン戦で状態を上げ、今秋のリーグ戦では開幕カードの大商大戦で2試合連続の本塁打をマーク。

　うち1本は豪快な場外アーチとなり視察したNPBスカウトからは「飛ばす能力がすごい。伸びしろも感じる」と感嘆の声が漏れた。

恵まれた体躯からのフルスイングは豪快そのもの　©︎Fumi Sawai

　秋のリーグ戦中、自身の取り組み方についてエドポロに尋ねたことがあったが「野球への取り組み方は1年生の時に比べたら格段に良くなったと、自分でも思えるくらい変わった気がします」と明かすエドポロに対し、中村監督もこう言葉を並べた。

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