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「高校野球には派手すぎる」厳しい声も…甲子園“ド派手ユニフォーム”青藍泰斗、監督が明かす「生徒数が減少傾向で…」「学校名アピールしたい」

posted2025/08/09 11:04

 
「高校野球には派手すぎる」厳しい声も…甲子園“ド派手ユニフォーム”青藍泰斗、監督が明かす「生徒数が減少傾向で…」「学校名アピールしたい」<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

栃木県代表の青藍泰斗。ブルーに白いストライプが入った派手なユニフォームで話題に

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 青藍泰斗高校の学校案内に野球部の写真が掲載されている。白色を基調にブルーのストライプが流れるユニフォーム。どこかで見たことがあるようなベーシックなデザインだ。胸に刺繍された「青藍泰斗」の文字はサイズ感もフォントも控えめだ。

 それが昨秋、ガラリと一新された。帽子にユニフォーム、ソックス、アンダーウェアの基調色はコバルトブルーで統一。スクールカラーを前面に打ち出した。さらに白色で抜かれたストライプの本数が、倍近く増えた。派手である。と同時に、見ているだけで爽風が吹き抜けるような清涼感も覚える。

 青藍泰斗は栃木県佐野市にある私立校だ。校名が「葛生」時代の1990年に、1度だけ夏の甲子園に出場している。現在の部員数は3学年合わせて69人。OBに石川翔(中日ドラゴンズ/2017年ドラフト2位)、益子京右(DeNA/2018年ドラフト5位)らがいる。

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 今夏の栃木大会は劇的だった。決勝で、栃木の絶対王者・作新学院をタイブレークの末に4-3で破り、宿願だった甲子園出場を決めた。

 対戦相手が決まった抽選会直後の取材の場で記者が監督に「ユニフォーム、かっこいいですね」と話しかけると、青年監督は照れ笑いを浮かべた。「ははは。ありがとうございます!」。8月14日に28歳になる青山尚緯は、今大会最年少監督でもある。

「じつは生徒数が減少傾向にありまして…」

――デザインは監督が?

「ストライプを入れる・入れないとか大枠の部分はスタッフや選手たちと相談しながら決めました。色合いもいくつか候補を上げて、どっちがいいかな?と話し合って。ストライプの太さとか、細かいところは私が決めましたが。唯一無二のユニフォームがいいだろうということで」

――この代は1年生から主力を担ってきたんですよね。甲子園を狙って気を新たに、ユニフォームを一新したと。

「そうです、そうです。あと、青藍をもっとアピールしていきたいというのがあって。本当に言い方はあれですけど……話題性をもたせて。注目してもらいたいなというのもあったので。スクールカラーが青で名前も青藍泰斗なので。昨秋に変えました」

――なるほど。たしかに出場校の統一アンケートにある応援団の箇所で「チアダンスサークル7名で活動。部員募集に苦労しています」と記載されていました。

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