打点王・鈴木誠也オールスター落選のナゼ「大谷翔平以外も実力者だらけ」ナDH、「PCAとタッカーは選出」カブス同僚外野陣の割りを食った 

菊池も防御率が…ダル、今永は復帰

〈菊池雄星/エンゼルス〉
19試3勝6敗0S107.1回100安12本48球110振 責36率3.02
7月2日ブレーブス戦5.2回6安0本2球7振 責2（100-66）
7月7日レンジャーズ戦5回6安1本2球4振 責4（97-60）

　菊池は2021年以来2回目となるオールスターに選出された。大谷、山本とともに日本人選手3人が選ばれたのは最多タイ。ただし、このところQS未達で降板する試合が続いている。

〈ダルビッシュ有/パドレス〉
1試0勝1敗0S3.2回3安0本3球5振 責2率4.91
7月7日ダイヤモンドバックス戦3.2回3安0本3球5振 責2（63-41）●

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　今季初登板は4回途中自責点2だったが、多彩な変化球を駆使。ダルビッシュは「投げられる手ごたえ」を感じたようだ。

〈松井裕樹/パドレス〉
37試2勝1敗1S35回32安6本17球38振 責20率5.14
7月2日フィリーズ戦0.2回0安0本1球1振 責1（14ｰ8）
7月5日レンジャーズ戦0.2回0安0本1球0振 責0（16ｰ9）
7月7日ダイヤモンドバックス戦1.1回2安1本0球1振 責2（22-17）

　6月19日には3点フラットだった防御率は、以後、5登板で10自責点、通算防御率は5点台まで下落。挽回できるか？

〈今永昇太/カブス〉
11試5勝2敗0S61回45安10本15球42振 責19率2.80
7月2日ガーディアンズ戦5.1回4安3本0球4振 責3（81-53）〇
7月8日ツインズ戦6回5安0本0球1振 責2（83-61）

　5月に左足を痛めてIL入りしたものの、6月26日に復帰後は、ローテを維持。再び先発陣の中心になりつつある。

小笠原、前田、藤浪が直面するMLBの現実

〈小笠原慎之介/ナショナルズ〉
7月6日レッドソックス戦2.2回7安1本0球2振 責4（55-35）●

　ナショナルズ傘下AAAロチェスターから急遽昇格し、6日のレッドソックス戦で先発するも3回途中自責点4で降板。悔いの残る登板となったが、チームは7月末のトレード期限までに去就を決める意向だろう。あと1回チャンスがあるかどうか？

〈前田健太/タイガース〉
7試0勝0敗0S8回9安1本6球8振 責7率7.88

　5月1日にDFA（実質的な戦力外）に。カブスとマイナー契約を結ぶ。AAAアイオワカブスでの7月5日の登板は5.1回を投げて自責点4、トレード期限が迫る中、どれだけ粘れるか。

　藤浪晋太郎は6月17日、マリナーズ傘下AAAタコマをFAとなり、転身先を模索しているがNPB入りが濃厚と報じられている。マイナー契約フィリーズ傘下AAリーディング在籍の青柳晃洋は、先発で投げているが、彼もNPB復帰の話がある。元DeNA乙坂智は藤浪晋太郎とともにAAAタコマでプレーするも6月28日にFAとなった。