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「刺激的な」久保建英や伊東純也ら以上に「最も驚かされた」のは…「EURO4強でも不思議ではない」トルコ記者の“リップサービスなし森保J評” 

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カーン・バヤズツ

カーン・バヤズツKaan Bayazıt

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2023/09/20 11:04

「刺激的な」久保建英や伊東純也ら以上に「最も驚かされた」のは…「EURO4強でも不思議ではない」トルコ記者の“リップサービスなし森保J評”<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

トルコ人記者も舌を巻いた久保建英の安定したプレーぶり。しかしそれ以上に衝撃を受けた選手とは誰?

 ドイツ戦にベストメンバーをぶつけた日本は、トルコ戦に三笘、鎌田大地、冨安健洋を温存。それでもこの内容と結果を手にしているのだから、質も量も総合力もどこにも引けを取らないチームになっていると感じた。

もしEURO2024に出場したら、4強に入っても…

 さて、ここからは仮定の話をしたい。

 もし日本代表が来年にドイツで開催されるEURO2024に出場したら、どこまで勝ち上がれるだろうか。現在、欧州のほとんどの強豪国は大なり小なり問題を抱えている。史上初の監督解任に踏み切ったドイツ、全盛期の面影が薄れているスペイン、世代交代に苦しむベルギーとクロアチア、人材不足が顕著なイタリアとオランダ、タレントをチーム力に結び付けられないイングランド……。この状況をふまえると、今の日本なら、4強に入っても不思議ではない。

 過去4度の主要大会で3度決勝に勝ち進んだフランスは安定しているし、ロベルト・マルティネス新監督が統率するポルトガルは今予選で6戦6勝、24得点無失点と凄まじい足取りを見せている。それでも個人的には、日本はこの2チームとさえ、好勝負を演じるのではないかと想像する。

 なにもこれは長い付き合いのある日本の友人に配慮したリップサービスではない。幼少期からフットボールに親しんできた筆者の率直な見立てだ。

 でもあるいは日本のファンの方々も、今ではこんな風に思っているのではないだろうか。ドイツやトルコより、もっと歯ごたえのある相手との試合が観たいと──。

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