中国代表の後輩「ショウヘイは地球上でナンバーワン」

　なじみのある選手との対決が注目を浴びたが、1次ラウンド開幕戦の相手、中国代表でもエンゼルス傘下マイナーの選手が奮闘していた。アラン・カーター投手（25）は、今年1月30日にエンゼルスとマイナー契約。日本戦へ向け、「夢を描いていた。ショウヘイは地球上でナンバーワンの選手。彼と同じマウンドに立てるなら、すごく楽しみだ」と目を輝かせていたが、対戦は実現しなかった。

　それでもカーターは「野球界で唯一無二の存在というだけでなく、彼の人間性を尊敬している。野球の試合に対しても、あらゆる人に対しても、リスペクトがある」と、二刀流の大谷について熱く語っていた。

今シーズンから始まったホームラン後の“兜セレブレーション”。WBC後にはエンゼルス戦士の絆もさらに深まった？　©AFLO

　WBCでの戦いを経て、仲間との絆がさらに強まり、また新たな縁も生まれた。激闘を終え、チームに帰ってきた大谷は言った。「エンゼルスで今年、ワールドシリーズに出て、そこで勝ちたいなと改めて思いましたし、今はそこしか考えていない」。ゴールを目指し、ともに戦う。決意新たに、6年目のシーズンに臨んでいる。

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