本田圭佑が”W杯優勝”に向けて明かした覚悟「目標をイメージできたら、ほぼ成功」「みんなの分までオレが突き抜けたろうと思ってる」

――前にどこかで、「目標を明確にイメージできたら、それを実現する作業の半分は終わっている」と語っていたけど、今回のブラジル戦でも、そういう目標をイメージできた？

「そやね。まあ、どういう意味で半分って言ったかは覚えてないけど、残り半分は努力できるかどうかってところにかかってるから。自分が努力できるっていうのは、誰よりも知っている。だからイメージできたら、ほぼ成功。50％というよりも、それ以上だね」

――ブラジルはW杯の優勝候補だから、大きな物差しになったのでは？

「まあ、あまり訊かないで、楽しみにしておいてよ。次は勝つ言うてるんやから。それがすべてを表しているでしょ」

カカー（8番）、ネイマールなど豪華メンバーを擁するブラジルと2012年10月の欧州遠征で対戦。0-4の完敗を喫した　©︎Takuya Sugiyama

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みんなの分まで、突き抜けたろうと思ってる

――でも、みんなが希望を見出しかけている中で、そのヒントをほしい。

「オレの中では、みんながどう思っているかというのは関係ないことだから。前にも『みんながW杯優勝というのを、信じ始めてきたのでは？』と訊かれたときに、『どっちでもいい』って答えたでしょ。基本的にW杯優勝について別にオレはなんにも言いたくないし。訊かれるから答えるけどね」

――ただ、ブラジル戦を見てひとつ思ったのが、全員がうまくならないと勝てないんじゃないかと。きっと本田くんはそのへんの呼びかけをチーム内で始めているよね？　たとえば長友選手のコメントが強気になってきた。

「そうなんだ。全員がそうならないとね」

――全員にそういうアプローチをするって、大変な作業なのでは？

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