M-1審査でダウンタウン松本人志「3年後優勝顔ですよね」に反論「でも、僕ら来年優勝するんで」28歳コンビ・ももが振り返る“あの瞬間”

――今年は大阪勢がロングコートダディとももの2組だけでした。楽屋の雰囲気は、どんな感じでしたか。

せめる。　なんやったら、ロングコートダディさんとも、僕らは、あんまり関わりがないんで。4年先輩で、ほとんどしゃべったりもせえへんし。

――でしたら、けっこうアウェーのような感じでしたか。

せめる。　そうなんです。僕ら、孤独な戦いをしてました。

まもる。　はい、ずっと。

――東京勢はほとんど顔見知りだったらしく、割と和気あいあいとした雰囲気だったと聞きましたが。

結成4年でM-1決勝初出場となったもも。金髪の方がまもる。（28歳）、メガネの方がせめる。（28歳）。大阪吉本所属　

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まもる。　ゆにばーすの川瀬（名人）さんは、今年はいつもと違って、「ぬるい」みたいな言い方をしてましたね。

せめる。　いや、ぬるいというか、バチバチ感が少ないみたいなことやと思います。

――それにしても、時代の流れを感じますよね。大阪吉本組がM-1で孤独を感じるというのは。昔は逆だったのに。

せめる。　許しがたいことです。ほんとに。大阪が2組しかいないなんて。

ミルクボーイ駒場「おれは、あそこでボケへん方が好きやねん」

――出番はラストの10番でしたが、待ち疲れはしませんでしたか。

M-1決勝ではラスト10番手で登場。「〇〇顔やろ」のネタをかけた　©M-1グランプリ事務局

まもる。　疲れましたね。僕ら、リハーサルは1番だったんです。そのときは、本番じゃなくてよかったなあ、って言ってて。2人の中では、4、5、6、7番ぐらいで呼ばれたら絶対行けるやろ、みたいな話をしていたんです。それで1組目、おれらじゃない。2組目もおれらじゃない。3組目もおれらじゃなかった。これはもう勝ちやな、と。そんで、今度は、4番、5番、6番と呼ばれんかったら、そろそろ出てくれって思い始めて。7番も違う、8番も違う……いやラストやんってなって。

せめる。　それでも、優勝や、と思ったんですけどね。10番でも。3番目までに呼ばれんかった時点で、ああ、優勝するんやと思ってましたから。

――今回は控室からステージまでの廊下でボケるコンビがいましたが、自分たちもやろうかな、みたいに思いましたか。

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