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藤井聡太七段、「17歳でタイトル」ラストチャンス!
7月16日棋聖戦第4局、またも“AI超え”の一手が? 

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NumberWeb編集部

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photograph by日本将棋連盟

posted2020/07/15 20:00

藤井聡太七段、「17歳でタイトル」ラストチャンス!7月16日棋聖戦第4局、またも“AI超え”の一手が?<Number Web> photograph by 日本将棋連盟

藤井聡太七段(手前は渡辺明棋聖)

 藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36=棋王、王将と合わせて三冠)に挑戦しているヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局が16日、行われる。

 ここまでは第1、2局を藤井七段が連勝したものの、カド番の第3局で渡辺棋聖が勝利をおさめた。

 第3局は9日に行われ、藤井七段が勝てばタイトル獲得という一番だったため大きな注目を集めたが、同夜に放送されたNHK「クローズアップ現代」の藤井七段特集も話題になった。

 番組では永瀬拓矢二冠との棋聖戦挑戦者決定戦での藤井七段が指した54手目「3六銀」を徹底分析。アマチュアが指したら「あまりいい手ではありません」と指導されるような一手らしいのだが、これが好手で勝利に結びついたという。

 この手をAIに分析させると1000万通りの局面分析では別の手が最善手になるが、7000万通りの局面分析では3六銀が最善手と判断したという。

 これを受けて番組内で元王座の中村太地七段がこう解説していた。

「藤井さんが指す手は指した瞬間はAIの評価は低いんだけど、時間をかけて読ませるとAIの評価が変わってその手を称賛するとか、ある意味AIを少し超えているような部分を感じるところもあったりする。(中略)見れば見るほど意味が分かってすごさとか恐ろしさが分かる一手だったと思います」

 この永瀬二冠との対局は、藤井七段が指した62手目「2七銀成」を解説をしていた飯島栄治七段が「いやあ、鳥肌が立ちます。この将棋は、善悪を超えた芸術作品だと思います」と語ったことも話題となった。

 AIを超える一手と「芸術作品」──。

 第4局ではいったいどのような一手が飛び出すのか。

 藤井七段は7月19日に誕生日を迎えるため、17歳での戴冠のチャンスはこの第4局が最後となる。

 注目の対局は16日午前9時から大阪市の関西将棋会館で開始される。

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