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藪恵壹が見た阪神の助っ人補強。
宝クジ脱却へ井川慶を活用しては?
text by

藪恵壹Keiichi Yabu
photograph byKyodo News
posted2018/12/15 11:00

75試合で2割4分2厘、8本塁打、40打点に終わったロサリオ。阪神は来季の契約を結ばないことを決めた。
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楽天・石井一久GMのように。
井川はポスティング制度を利用してのメジャー移籍でしたから、球団に30億円のお金も残しています。功労者であり、しかもアメリカに強い人材をなぜ使わないのか。
例えば楽天は、メジャー経験のある石井一久氏がGMになりましたよね。これからは昔から馴染みの代理人が持ってくる助っ人リストを待つ時代ではなくなります。
新しいシーズンへ向けて、「今度の助っ人はロサリオの二の舞にはなりませんように、当たりますように」と祈るよりも、まず旧来的な獲得方法を再検証することの方が先決ではないでしょうか。
