フィギュアスケート、氷上の華BACK NUMBER
羽生4ループ、宇野のギネス認定……。
GP開幕控え、フィギュア人気が沸騰中!
text by

田村明子Akiko Tamura
photograph byYUTAKA/AFLO SPORT
posted2016/10/06 11:30

カナダで開催された、オータム・クラシックでの羽生。他のジャンプミスはあったものの、世界初4ループはみごと成功。
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ジュニア女子では紀平が3アクセル。
一方8月末から開幕していたジュニアGP大会では、9月末のスロベニアJGP大会で紀平梨花がフリーで3アクセルを成功。ISU公認大会でこのジャンプを降りた7人目の女子となった。14歳の紀平は、このプログラムで6種類の3回転ジャンプを合計8度成功させてSP2位から逆転優勝。
年齢制限のため次の平昌五輪には出場できないが、2022年北京冬季五輪に向けて、楽しみな新人の登場となった。
ジュニアGPはあと残すところ1大会で、紀平梨花と横浜JGP大会で優勝した坂本花織がすでにファイナル進出を決めている。
アイスダンス、村元&リード組にも期待。
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9月15日からソルトレイクシティで開催されたUSインターナショナル・フィギュアスケーティング・クラシックでは宮原知子が優勝、無良崇人が2位となり、日本チームは順調なスタートをきった。
アイスダンスでは村元哉中&クリス・リードが2位に入るという健闘ぶりを見せて、ショートダンス、フリー、総合ともにパーソナルベストスコアを更新させた。
男女シングルの話題で盛り上がる中、まだ結成2シーズン目の彼らの今シーズンにも期待したい。
