リオ五輪PRESSBACK NUMBER
体操女子、4位は48年ぶりの快挙!
世界に通用した“キャピキャピ感”。
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byJMPA
posted2016/08/10 17:00
前日の男子の金メダルに続き、女子も4位入賞。4年後につながる団体での好成績になったことは間違いない。
4位入賞で、4年後のメダルも見えてきた!
五輪開幕前、キャプテンの寺本は、チームがうまくまとまるポイントとして、「“キャピキャピ感”が出れば良いと思う」と話していた。それが成功した。
演技中は凜とした表情や動作で見る者の目を引きつけ、演技と演技の合間にはキャピキャピしながらリラックス。試合中でもしっかりオンとオフを作ることで集中力を高める。それをミスの少ない演技につなげるのが、今の女子チームだ。
今回の4位入賞という結果で、4年後はメダルも射程内に入ってきた。
「世界で3位以内を狙うなら、米国や中国、ロシアのように、日本も戦う前から上位に入ると期待される国にならなければいけない」
寺本はきっぱり言った。