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横浜流星に似てる!とバズった20歳高橋慶帆「大学の学食にも気軽に行けなくなったけど…」男子バレー新星の本音「まだ実力が伴っていない」

posted2023/12/05 11:04

 
横浜流星に似てる!とバズった20歳高橋慶帆「大学の学食にも気軽に行けなくなったけど…」男子バレー新星の本音「まだ実力が伴っていない」<Number Web> photograph by Asami Enomoto

アジア大会で活躍した法政大・高橋慶帆(20歳)。イラン人の父が名付けた「ケイハン」は、ペルシャ語で「世界」を意味する

text by

石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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photograph by

Asami Enomoto

注目の若手選手を紹介するSports Graphic Number1085号(2023年11月22日発売)の『FACE』に登場した法政大学2年・高橋慶帆(20歳)。アジア大会の出場をきっかけに端正なビジュアルに大きな注目が集まったが、当の本人の心境は? 男子バレー界の新星の素顔に迫った。

『横浜流星に似てる!』

 キリッとした眉毛に高い鼻――その端整な顔立ちと身長194cmのモデル顔負けのスタイルがSNSを中心に話題を集めたバレーボール日本代表の高橋慶帆(20歳)。

 先日の杭州アジア大会ではオポジットとしてチーム最多得点をマークし、銅メダル獲得に貢献したことで国内外の注目度が一気に上昇。9月下旬頃は8万前後だったInstagramのフォロワー数も現在は倍近くの15万人を超えた。

 アジア大会でキャプテンを務めた柳田将洋(東京グレートベアーズ)も当時、Instagramのストーリーで『そういえばうちのおけいはんが世界に見つかったとか見つかってないとか。。。』と高橋との2ショットとともにコメントを投稿。帰国後、大学でキャンパスを歩くと注目の的になり、学食にもなかなか行けない状況だったという。

 だが、浮ついた言動は一切見せない。

「注目されることはありがたいし、嬉しいけれど、まだ実力が伴っていない。だからこれからプレーをさらに突き詰めていかないと。ただ、自分のプレーを見てくださる方が増えるのは、応援してくれていることでもある。今はその期待に応えなきゃいけないし、使命感のようなものも芽生えてきた。自分にもっと厳しくなれると今はいい意味に捉えています」

初めての日本代表「不安の方が大きかった」

 これまでアジアU20(ジュニア)男子選手権代表など、世代別代表経験はあったが、B代表とはいえトップのカテゴリに選出されたのは今年度が初。4月に2023年度の日本代表登録メンバーが発表され、名を連ねた。

「まさか選ばれると思ってなかったので、監督から“今年代表に入ったよ”と言われたときは本当にびっくりで。目標にしていた場所ですけど、自分で大丈夫なんだろうかという感じで。正直、期待よりも最初は不安の方が大きかったです」

【次ページ】 刺激になった佐藤、柳田らのアドバイス

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