「翔平は世界最高の打者だが、しばらく辛抱が必要。相手は必ず翔平と勝負しないといけない場面がくる。その時必ずチャンスを掴むだろう。ブルージェイズの作戦は理解できる。私は彼らを責めない。彼らが試合に勝とうとしていることを完全に理解している。私も相手の監督なら同じことをする。背番号27（トラウト）が復帰したら状況は少し変わると思う」

　熱血漢の指揮官は至って冷静。客観的な意見と、変わらぬ期待。個別対応に感謝してもしきれない。

ブルージェイズ戦で申告敬遠される大谷　©JIJI PRESS

デトロイトからトロントに到着した飛行機　©Naoyuki Yanagihara

　◇　◇　◇

　ブルージェイズとの連戦を終え、ナ・リーグ東地区で独走するブレーブスの本拠地アトランタへと移動。そこでは熱心な「大谷ファン」の少年との出会い、さらにマリナーズ戦の登板後には「疲労」について感じることがあった。

＜#2につづく＞

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。