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元横綱の師匠も期待する逸材、大の里が自覚するプロの在り方。

posted2023/05/18 09:00

 
元横綱の師匠も期待する逸材、大の里が自覚するプロの在り方。<Number Web> photograph by JIJI PRESS

大学時代のタイトルは個人13冠を誇る。5月場所前の公開稽古後には集まった30人近い報道陣の取材に応じた

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佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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JIJI PRESS

「相撲界の大谷翔平」の呼び声高い大型新人が、この5月夏場所で初土俵を踏む。元横綱稀勢の里率いる二所ノ関部屋の“大の里”、本名・中村泰輝だ。日体大相撲部時代に2年連続でアマチュア横綱に輝き、幕下10枚目格付出でのデビューとなる(5月11日現在)。193cm、175kgの堂々たる体躯で「実力はすでに幕内級」とさえ言われている。

 報道陣の取材にも笑顔で応じ、質問のひとつひとつにハキハキと答える好男子なのだ。打てば響くような反応に、「彼の言葉はそのまま文章になる。まさに『コメント横綱』だ」「取材のし甲斐があるねぇ」と報道陣もにわかに沸き立っている。

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