中村剛也、浅村が奮闘を見せた1週間だった

【2023年4月17日～23日 週間成績】
〈パ・リーグ〉
ロッテ6試5勝1敗0分 率.833
オリックス6試4勝2敗0分 率.667
西 武5試3勝2敗0分 率.600
楽 天6試3勝3敗0分 率.500
日本ハム6試2勝4敗0分 率.333
ソフトバンク5試0勝5敗0分 率.000

　ロッテが前週に引き続き好調。オリックスがこれに次ぐ。ソフトバンクは5連敗と失速している。

〈打撃成績5傑（打撃の総合指標であるRC＝Run Create順）〉
外崎修汰（西）19打6安3本5点1盗 率.316 RC5.50
中川圭太（オ）21打7安1本2点 率.333 RC4.81
中村剛也（西）16打6安2本4点 率.375 RC4.76
柳田悠岐（SB）18打7安1本2点 率.389 RC4.64
浅村栄斗（楽）23打7安2本4点 率.304 RC4.48

　西武は3番を打つ外崎が今週リーグ最多の3本塁打。5打点もトップタイ。西武ではベテラン中村も出遅れている山川穂高の穴を埋めて中軸で活躍。オリックスは中川が7安打1二塁打1三塁打1本塁打と好調。楽天の小深田大翔が2盗塁をマークしている。

〈投手成績5傑（リーグ防御率に基づくPR＝Pitching Run順）〉
佐々木朗希（ロ）1登1勝7回 責0率0.00 PR2.42
山下舜平大（オ）1登1勝7回 責0率0.00 PR2.42
西野勇士（ロ）1登1勝7回 責0率0.00 PR2.42
早川隆久（楽）1登6回 責0率0.00 PR2.07
鈴木健矢（日）1登1勝6回 責0率0.00 PR2.07

　ロッテの佐々木朗希は今季ここまで3試合に登板して、いまだ自責点0。今週も圧倒的な成績をマークしている。ロッテは西野も7回零封。今季すい星のように現れたオリックスの山下も西武戦で7回零封。救援ではオリックス平野佳寿が2セーブ。オリックス宇田川優希、日本ハム池田隆英が2ホールド。

巨人・岡本はこの週も安打を量産していたが

〈セ・リーグ〉
DeNA5試3勝2敗0分 率.600
ヤクルト5試3勝2敗0分 率.600
巨 人5試3勝2敗0分 率.600
阪 神6試3勝3敗0分 率.500
中 日5試2勝3敗0分 率.400
広 島6試2勝4敗0分 率.333

　大勝ち、大負けしたチームはなかった。DeNAはヤクルトと0.5差ながら首位に立った。巨人はようやく週間勝ち越しとなった。

〈打撃成績5傑〉
近本光司（神）22打10安1本4点 率.455 RC9.22
大城卓三（巨）12打6安1本4点 率.500 RC4.69
岡本和真（巨）19打8安1本1点 率.421 RC4.51
石川昂弥（中）17打6安1本2点 率.353 RC4.09
サンタナ（ヤ）20打7安1本3点 率.350 RC3.99

　阪神の近本は10安打を放ち、このうち4本が三塁打だった。4月19日の広島戦では2打席連続三塁打。本塁打、打点も1位タイである。巨人の岡本は安打こそ量産しているものの、まだ4打点しか挙げていない。これは巨人打線がつながりきっていない証左とも言える。7選手が1盗塁だった。

〈投手成績5傑〉
村上頌樹（神）1登1勝9回 責0率0.00 PR2.22
石田健大（De）1登1勝8回 責0率0.00 PR1.97
今永昇太（De）1登1勝8回 責0率0.00 PR1.97
九里亜蓮（広）1登7回 責0率0.00 PR1.73
床田寛樹（広）1登1勝7回 責0率0.00PR1.73

　阪神の新鋭・村上は4月22日の中日戦で、プロ入り初勝利を完封で飾る。DeNA石田は4月18日、長崎での巨人戦で8回零封した。同じく今永はWBC後、出遅れていたが4月21日の広島戦で今季初登板すると、8回零封で初勝利を飾った。救援ではDeNA山﨑康晃が3セーブ、ヤクルト清水昇、中日・清水達也が3ホールドを挙げている。

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