さらに「三笘が10ゴール以上、そして（右MFの）ソリー・マーチも10ゴール以上、決めることができれば、我々はプレミアで上位に到達できる。三笘には毎日繰り返し、10ゴール、10ゴールと伝えているよ（笑）。彼はイエスと答えている。彼は、私の要求を理解している」と続け、現在の公式戦4ゴールから二桁ゴールまで得点数を伸ばしてほしいと語った。

　三笘も、左サイドから突破してシュートでネットを揺らす「精度」と「判断力」を高めたいと力を込めた。

「あそこが足りないところ。あそこの精度を高めることと、逆に見えすぎて、パスを出したり、（周囲から）シュートと言われて、 逆にシュートを打ってしまうところがある。自分の判断でうまく自分の形を作っていければいいと思いますけど、まだそういう形がなかなかできていないので。そこは課題かなと思います。

（筆者：見えすぎているということは、余裕を持ってプレーできてるのでは？）　後ろのビルドアップがうまくいっている分、前に（プレーの比重を）たくさんかけられる。そこで、やっぱりやりきらないと意味がないってところはあります。その判断のところ（が課題）。フィジカル的に良くても、やっぱり判断が悪いと、調子が悪いと見られてしまう。そこは本当にこだわっていかないといけない」

　三笘の評価はブライトン、そしてイングランドで高まる一方だが、三笘自身は冷静に自分の足元を見つめていた。次戦は、敵地でのレスター戦。果たして25歳のサムライ戦士はどんなプレーを見せてくれるか。

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