以下はレギュラーとそれ以外の試合出場上位5人の打撃成績。RCは安打、本塁打、盗塁、三振、四死球など打撃の総合指標。

＜2021年＞
1（中）塩見泰隆474打132安14本59点21盗 率.278 RC79.26
2（左）青木宣親446打115安9本56点0盗 率.258 RC58.24
3（二）山田哲人493打134安34本101点4盗 率.272 RC94.21
4（三）村上宗隆500打139安39本112点12盗 率.278 RC113.78
5（一）オスナ469打121安13本60点3盗 率.258 RC50.34
6（捕）中村悠平377打105安2本36点0盗 率.279 RC49.83
7（右）サンタナ372打108安19本62点2盗 率.290 RC66.16
8（遊）元山飛優208打53安3本17点2盗 率.255 RC21.63
-（外）山崎晃大朗215打53安1本12点8盗 率.247 RC24.88
-（一）荒木貴裕55打11安0本5点2盗 率.200 RC3.26
-（外）渡邉大樹35打6安0本3点5盗 率.171 RC1.41
-（遊）西浦直亨242打54安5本24点1盗 率.223 RC22.29
-（代）川端慎吾86打32安1本18点0盗 率.372 RC16.51

＜2022年＞
1（中）塩見泰隆491打134安16本53点24盗 率.273 RC79.96
2（左）山崎晃大朗329打85安2本36点10盗 率.258 RC35.18
3（二）山田哲人463打113安23本65点10盗 率.244 RC73.57
4（三）村上宗隆469打151安55本132点12盗 率.322 RC145.52
5（右）サンタナ189打52安15本35点0盗 率.275 RC34.88
6（捕）中村悠平263打70安5本28点0盗 率.266 RC31.44
7（一）オスナ480打130安18本69点2盗 率.271 RC61.15
8（遊）長岡秀樹487打119安8本47点2盗 率.244 RC42.78
-（外）青木宣親222打55安5本22点3盗 率.248 RC27.67
-（外）濱田太貴141打29安6本14点0盗 率.206 RC10.75
-（捕）内山壮真163打39安3本18点0盗 率.239 RC17.29
-（外）丸山和郁78打18安1本9点2盗 率.231 RC5.35
-（内）宮本丈98打26安0本6点0盗 率.265 RC11.50

　主要な顔ぶれは変わらないが、2番左翼は青木に代わって山崎晃が起用されることが多くなった。また遊撃には元山に代わって長岡が抜擢された。

20歳にしてショートに定着した長岡　©Hideki Sugiyama

　村上の前後を打つ打者が軒並み数字を落としているなかで、村上は前年の成績を大きく上回り、空前の成績を上げた。ここに記した13人で、RC合計に占める村上のRC比率は2021年が18.9％（113.78/601.80）だったのが、今年は25.2％（145.52/577.04）。今季は〈村神様への依存度〉が大幅に高まったと言ってよいだろう。

先発・救援投手の成績を比べてみる

　つづいては投手成績。PRはリーグ防御率に基づく総合指標先発、救援両方で成績がある投手は、成績を分割した。先発は10先発以上、救援は30登板以上。

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