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“イニエスタも虜になった”26歳古橋亨梧ってどんな選手? 岐阜→神戸→最高クラスの7億で名門セルティックへ 

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佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

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posted2021/07/23 17:30

“イニエスタも虜になった”26歳古橋亨梧ってどんな選手? 岐阜→神戸→最高クラスの7億で名門セルティックへ<Number Web> photograph by Getty Images

日本人最高クラスの約8億円で、プレミアリーグ1部のセルティックFCに完全移籍した古橋亨梧

セルティックの救世主になれるか

 古橋は、すでに渡欧しており、コロナ禍の影響で約10日間前後、隔離生活になる。ポステコグルー監督は、「すぐに合流させられるわけではない。10日から2週間ほどの(隔離)プロセスになる」と述べており、一刻も早い合流を待ち望んでいる。

 2021-2022シーズン、セルティックの開幕戦は8月1日のハート・オブ・ミドロシアン戦だ。チームに合流して間もないので出場するとしても短い時間での出場になるだろうが、FWゆえに中盤ほどフィットするのに時間を要さない。古橋なら状況を見ながら、人の癖を見抜いてうまくプレーできるだろう。チャンスをモノにして勝利に貢献すれば新たな「救世主」として鮮烈なデビューを果たすかもしれない。最初のインパクトは極めて重要で、活躍すればチームメイトの信頼が一気に増していく。

「ワクワクしている」

 そう言って古橋は、グラスゴーに向かった。

 岐阜から神戸に来た時のように、セルティックは自らがさらに成長できる場になるはずだ。中村俊輔の影は大きいが、そこに並び立つ活躍ができれば、いずれ憧れであるスペインの地を踏むことも可能になるだろう。

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