引退から5年　元巨人・高橋尚成45歳が明かす“再びアメリカで挑戦するワケ”「娘の留学をサポートしたいのと…」

――現在ロサンゼルス在住の尚成さんですが、11月からYouTube『高橋尚成のHISAちゃん』を開設されました。

高橋　最初は自分のYouTubeチャンネルを持つなんて全く考えていませんでした。きっかけの一つは、今年の夏にお笑いコンビTIMのレッド吉田さんが司会をされているチャンネル（「こちら野球放送席 ～イージーパイ～」）に出演したこと。「これだけ話せるんだから、絶対にYouTubeをやったほうがいいですよ」と言われたんです。さらに周囲の友達や知り合いからも「せっかくアメリカにいるんだから、こっちの情報や話を発信してみたら？」と言われ、周囲の方々にも「手伝いますよ」と声をかけてもらって。

――開設から1カ月ちょっと。反響はどうですか？

高橋 どんな話をしたら再生回数が上がるのか、を考えるのは面白いですね。自分ではおもしろかったな、と思ってもあまり伸びなかったり。最初は「本当にこんな数字で大丈夫？」と思ったりもしたのですが、周囲の方々が「絶対大丈夫！」 と力を貸してくれるので試行錯誤しながら頑張ってます（笑）。

「新庄剛志さんのこともお話しました」

――先日公開されていた動画では、トライアウトに参加した新庄剛志さんについても触れていました。

高橋　そうですね。日本シリーズのことや新庄さんのことなど、僕なりの見解でお話しさせてもらって、あ、こういう方が数字が伸びるんだと少し驚きもありました。視聴者の方はもっと笑える話を期待しているのかなと思いきや、意外と野球人として意見するほうがいいのかも。笑いばかり取りにいっちゃいけませんね（笑）。

――尚成さんのキャラクターを生かした配信も観たいですよ（笑）。

高橋　そういうのも嫌いじゃない。追々、やりましょう。

ジャイアンツ時代は宴会部長としてオフシーズンも活躍していた尚成さん（2002年日本シリーズ祝勝会で原辰徳監督と）　©Sankei Shimbun

すべての写真を見る（3枚）

――最近、YouTubeチャンネルを開設する元プロ野球選手が増えました。ズバリ、ライバルは？

【次ページ】　『ヒカキンさんとコラボできたらおもしろいよね』