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大谷翔平は打者専念でも一流アーチストだ。
いきなりの第3号にMLB公式ツイッターも“力こぶし”で称賛。
 

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photograph byNaoya Sanuki

posted2020/08/07 11:00

大谷翔平は打者専念でも一流アーチストだ。いきなりの第3号にMLB公式ツイッターも“力こぶし”で称賛。<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

レフト方向に今季第3号本塁打を放った大谷(2019年撮影)

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間6日に行われた敵地シアトル・マリナーズ戦で「4番・DH」で先発出場。今季の打者専念が決まってから初の実戦で、第1打席にいきなり今季第3号本塁打を放つなどの活躍を見せた。

 今季2度目の先発登板となった2日のアストロズ戦で、大谷はは1回2/3を投げて2失点、5四球で降板した。その際に右腕に違和感を訴えてMRI検査の結果、右腕の屈筋回内筋損傷と判明。今季に関しては再び打者のみでの出場となることが決まった。

 しかしその打者としても超一流であることをいきなり証明する。2回無死、マリナーズの先発ウォーカーの投じた2球目の外角87マイルのスプリットを振りぬく。レフト方向に高々と上がったボールは相手外野手が落下点に入ったかに見えたが、打球の伸びは衰えることなく、そのままスタンドイン。

 この先制弾にレフトのブルペンで見つめるエンゼルスの投手も思わずバンザイし、MLB公式ツイッターも「オオタニがスタメンに戻ってきたぜ。そしてオオタニのホーマーだ」と“力こぶし”絵文字でそのパワーを称えた。

 大谷の先制ホームランで勢いに乗ったエンゼルス打線は6点を奪い、6-1で快勝。大谷は3打数1安打1本塁打1打点1四球。打者専念となったとはいえ今後も「ビッグフライ」を量産してくれそうだ。

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