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メンバーが強すぎて少頭数の天皇賞。
武豊の2年越しの逆襲は成功するか。 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byYuji Takahashi

posted2018/10/27 07:00

メンバーが強すぎて少頭数の天皇賞。武豊の2年越しの逆襲は成功するか。<Number Web> photograph by Yuji Takahashi

なんとも調子がよさそうなマカヒキ。怪物復活の準備は整った。

マカヒキの唯一の不安材料は……?

 2年前の春、エアスピネルで皐月賞、ダービーともに4着に惜敗した武は「生まれた年が悪かった」と言った。強い馬で完璧なレースをしても、直線であっさり逆転された。そうして自分を抜き去っていった馬の代表格で盾獲りに臨めるのだ。

 ディープインパクトは、自分とはタイプの異なる強い産駒を送り出すことが多かったのだが、このマカヒキは、飛ぶような走りがディープにとてもよく似ている。

 唯一の不安材料は、新馬戦のときに発症した鼻出血が再発しないかどうかだ。が、札幌記念の走りは、すべてにおける状態のよさを感じさせるものだっただけに、心配無用か。

「超一強」のアーモンドアイが勝った秋華賞とは別の意味で、見るだけでも楽しめそうなレースだが、マカヒキの単複と、この馬からの馬連を買ってみたい。

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マカヒキ
武豊

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