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イブラ、ネイマールが一目置く男、
カバーニがPSGで布教する“謙虚さ”。 

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photograph byAlexis Reau/L'equipe

posted2017/11/06 17:00

イブラ、ネイマールが一目置く男、カバーニがPSGで布教する“謙虚さ”。<Number Web> photograph by Alexis Reau/L'equipe

カバーニが大事にしている“謙虚さ”。ピッチから離れた彼は、非常に穏やかで思慮深く、家族思いの男であった。

「僕らはピッチの外でも生きているわけだし」

「僕がうんざりするのは、人や自分の街、自分の国に思いをはせる時間をもっと持ちたいからなんだ。自分が友人たちとともに形作られた場所について、時間をかけてゆっくりと考えたい。それができないとなると、気が重くなるよ……。

 僕らの仕事は祖国を遠く離れ、飛行機で年中あちこちを移動して家に帰る暇もない。だから僕は、その分いろいろなことをノスタルジックに思い浮かべるようにしている。

 でもそれが当たり前だろう?

 ユニフォームをずっと着つづけるのはそう簡単じゃない。僕らはピッチの外でも生きているわけだし、単にサッカー選手というだけの存在ではないだろう。

 違うかい?」

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