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カブスの苦戦とアストロズの好調。
本命2球団の明暗を分けるものは? 

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芝山幹郎

芝山幹郎Mikio Shibayama

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posted2017/05/27 09:00

カブスの苦戦とアストロズの好調。本命2球団の明暗を分けるものは?<Number Web> photograph by AFLO

加入初年度から青木はアストロズの躍進に貢献している。チームにとっても自身にとっても悲願の世界王者へ視界は良好だ。

青木ら経験ある選手を獲得したことで隙のない陣容に。

 こうなると、看板の強力打線ものびのびと力を発揮することができるのではないか。

 カルロス・コレア、ホゼ・アルトゥーベ、ジョージ・スプリンガーらが並ぶ打線の破壊力は大リーグでも一、二を争うものだし、ジョシュ・レディック(開幕時30歳)、カルロス・ベルトラン(40歳)、ブライアン・マッキャン(33歳)、青木宣親(35歳)といったヴェテラン勢を補強したことで、今季のアストロズは隙のない陣容になった。

 本命と目されたカブスやレッドソックスがもたついているだけに、アストロズの強さはやはり眼を奪う。

 ナショナルズやロッキーズの好調も面白いが、それはまた別の話だ。

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