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ザックジャパンに招集されるべき男。
玉田の経験値はアジア杯で生きる! 

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2010/11/27 08:00

ザックジャパンに招集されるべき男。玉田の経験値はアジア杯で生きる!<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

Jリーグ初優勝に涙する玉田。日本代表に初招集されたのは2004年のジーコ監督時代。ドイツW杯ではブラジル戦でゴールも決めている

アジアカップを戦う日本に必要なのは玉田の経験値だ。

 今回のアジアカップではキープ力に長けた経験値のあるフォワードが一枚、欲しいところ。

 W杯アジア予選でレギュラーを張り、2004年のアジアカップ中国大会でチームの優勝に貢献するなどアジアとの戦いを熟知する玉田のようなプレイヤーが加わることの意義は大きいようにも思う。

「30歳になったけど、なんか年を取ったという感じではなくて経験を積んだという風に僕のなかでは捉えていますけどね」

 玉田の顔から涙の跡は消えていた。

 W杯での悔しさを成長の糧としたように、この優勝の経験もまたきっと玉田の大きな肥やしとなるだろう。30歳を過ぎて、玉田圭司のプレーはさらに磨きが掛かってきた。

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玉田圭司

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