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<生活習慣を見直そう> 呼吸で太らない 「どうせやるなら鼻呼吸&ドローイン!」 

text by

粕川哲男

粕川哲男Tetsuo Kasukawa

PROFILE

photograph byToshiya Kondo

posted2013/07/12 06:00

<生活習慣を見直そう> 呼吸で太らない 「どうせやるなら鼻呼吸&ドローイン!」<Number Web> photograph by Toshiya Kondo
いつもは意識することのない「吸う&吐く」。
ウイルスから身を守るための日常生活での呼吸、
簡単なエクササイズとしての呼吸をプロが解説する。

好評発売中のNumber Do『太らない生活 2013~健康と軽い体を
手に入れよう~』
では、「生活習慣の見直し」に着目してダイエットを考察。
今回は鼻呼吸とドローインのコツについて特別に全文公開します!

 空前の健康ブームで、新聞や電車の中吊り広告にも「身体」や「ダイエット」の文字があふれている。なかでも最近気になるのが「呼吸」の2文字。誰でも必ずしている呼吸が、「太らない」に深く関係があるというのだ。

 話を聞いたのはパーソナルトレーナーの石井基善さん。加圧トレーニングを専門とするインストラクターで、プロ格闘家を育てたり、ランナーへの指導を行なったりしているプロ中のプロ。健康マニアとして知られる水道橋博士のことも、10年以上に渡り指導をしているという。

「呼吸には“正しい呼吸”と“正しくない呼吸”があるんです。健康的な生活を目指すなら、正しいのは鼻呼吸。吸うのも、吐くのも鼻からがいいんです」

 普段の呼吸では、あまり口から、鼻からということを意識することがないが、意外な効果があるという。

「純粋な呼吸器であり、鼻毛というフィルターがある鼻と違って、消化器でもある口で呼吸すると、そこから様々なウイルスが入りやすくなる。花粉やインフルエンザウイルスも鼻から入ることはほとんどないそうです。つまり、風邪やアレルギーの予防にもなります」

血流を良くする鼻呼吸には基礎代謝を上げる効果がある!

 また鼻呼吸によって太りにくく、むくみのない体を作ることができる。

石井基善さん Motoyoshi Ishii
上級加圧トレーニングインストラクター、米国カイロプラクティック医師学会認定カイロプラクター。駒沢公園「park」代表と、高円寺「イシイカイロプラクティックオフィス」の院長を務めている。現役の格闘家であり、4月UTMFで100マイルを完走したトレイルランナーでもある。

「鼻呼吸には、基礎代謝を上げる効果もあります。口で呼吸をすると乾いた冷たい空気が肺に入り、カラダを冷やし、全身の血流が低下することで基礎代謝が低下します。冷えはむくみを招き、むくみで体重が増えている人もいます。しかし鼻から吸ってあげると、鼻で加湿された空気が肺に入り、体を冷やすことがなく全身の血流が良くなります。血流が促進されれば、免疫力は向上し、疲労回復や基礎代謝の向上を手伝ってくれる。さらに鼻呼吸だと副交感神経が優位になり、リラックス効果もあります。それが一番わかりやすいのが深呼吸かもしれませんね。しっかり疲れを取ることが出来れば、その分仕事もできるし、血流も良くなるからむくみにくく痩せやすくなります」

 さらに驚きなのは、鼻呼吸の方が新鮮な空気が肺に入りやすく、ゆっくりとしたペースでのランニングくらいなら、運動中でも鼻呼吸で十分ということだ。

【次ページ】 より速く、楽に走りたい市民ランナーにもおススメ。

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