フェラーリが先陣を切って12日にニューマシンを発表すると、次々にビッグチームが続き、'09年シーズンがいよいよ動き始めた。
今年は10年ぶりの「フルモデルチェンジ・イヤー」といってよい。国際経済情勢の悪化を受けてFIAおよびFOTA(チーム組織)がコストカットの取り組みに合意し、その方針にのっとって総合的な面でのコスト削減策が導入されることになったのだ。
空力規制、スリックタイヤ復活、KERS(運動エネルギー回生システム)の任意採用化、この“3点セット”が目新しい変更だ。エンジンを年間20基限定にし、最高回転数を下げて3レース使用を義務付けるなどのルールも取り入れられ、チーム工場内での風洞実験の制限なども実施される。
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