#723

記事を
ブックマークする

有望選手の発掘なるか 戦極のトライアウト。

2009/03/10

 MMA(総合格闘技)にも本格的なドラフト制導入の兆しか、と思わせる試みがあった。2月1日、戦極が開催したトライアウトがそれだ。

 今回は同イベントに選手を派遣しているパンクラス、和術慧舟會、GRABAKA、吉田道場、シューティングジム東京といった日本の主要MMA組織&ジムの代表が審査員として参加。約70名の志望者の中からダイヤモンドの原石の発掘を試みたのだ。戦極の大号令のもと、5大組織&ジムの要人が一堂に会したところに、このトライアウトの価値がある。

 かつて修斗とパンクラスがイデオロギーの違いから激しく対立した時代もあったが、それも今は昔。慧舟會の久保豊喜代表は「今はどこも大変な時代。業界内でいがみ合っている場合じゃない。真の意味で連帯しなければ」と訴えた。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Koji Fuse

0

0

0

前記事 次記事