ドイツW杯・アジア最終予選の大一番で日本に敗れ、試合後、バーレーン代表のジドカ監督は選手層の薄さを恨んだ。「バーレーンのような小国は、日本と違って主力を欠くと、代わりの選手で機能させることはできない」
バーレーンはスピードあるドリブルなど、時折、脅威となるプレーを見せてはいた。だがそれは、ひと握りの選手のみ。DFラインからのビルドアップやフィニッシュでは粗さが目立ち、全体的なプレーの質は低かった。暑さも、むしろ日本に味方した。プロとしてこなしてきた経験の違いが、技術だけでなく、コンディショニング、ゲーム体力などにも、両国の決定的な差となって表れたのだろう。日本は、勝つべくして勝ったのだ。
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photograph by Takuya Sugiyama