#704

記事を
ブックマークする

グリフィーの600号が持つ 隠れた“意味”。

2009/03/08

 「このチームには向こう20年、センターはいらない。ヤツはとんでもない大物だ」

 当時就任したばかりのマリナーズの監督、ジム・ラフィーバー(現中国ナショナルチーム監督)は、19歳のケン・グリフィーの動きを見るなり興奮した口調でいった。'89年、スプリングトレーニング初日のことだった。

 その後チームは父親シニアがかつて所属していたレッズに、ポジションはライトに変わったが、グリフィーはメジャー20年目を迎えても依然としてチームの中心選手として活躍を続けている。史上6人目の通算600号にあと3本(5月12日現在)というところまで迫った。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Yukihito Taguchi

0

0

0

前記事 次記事