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若手ドライバーはいつ海を渡るべきか。

 昨年、アメリカでのレース活動1年目にして好成績を挙げた武藤英紀は今年、アメリカ最高峰のフォーミュラカーシリーズ、IRLにトップチームであるアンドレッティ・グリーン・レーシングから参戦することが決まった。一方、昨年はヨーロッパでGP2を戦っていた中嶋一貴は今年、名門チームであるウイリアムズからF1デビューを果たす。

 二人とも、それぞれホンダとトヨタが推進する若手育成プログラムの流れに乗って、それぞれの頂点を極めた形であることには注目したい。育成プログラムという活動がそれなりの結果を結び始めたのは事実であり、今後メーカーが関わる育成プログラムにはこれまで以上の志望者が集まってくるに違いない。

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