「あと一日、あと一日、このユニフォームが着られると考えながらやってきたけど、ついにこの日が来てしまった……」
投手王国を築き上げた立役者、ソフトバンクの尾花高夫投手コーチが、ロッテとのプレーオフに敗れた10月17日、ホークスのユニフォームに別れを告げた。
新日鉄堺からヤクルトに入団。冷静な分析力で頭脳派投手として知られた。引退後、バレンタイン、野村克也の下で、投手コーチを務めた手腕を買われ、王貞治監督自らの誘いで、'99年、ホークスのコーチに就任した。
「もう一度日本一と思っていたけど……。監督は絶対に妥協しない人。7年間やりがいがあった」
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