WGP後半戦のスタートとなった第12戦チェコGPで、C・ストーナーが今季7勝目を挙げた。今大会も2位で食い下がったJ・ホプキンスを突き放し、夏休み前のアメリカGPから2戦連続ポール・トゥ・ウィン。タイトル争いをする総合3位のD・ペドロサが4位、総合2位のV・ロッシが7位に終わったことで、念願のタイトル獲得に向けて大きく前進した。
ストーナーの強さの要因は、ブリヂストン(BS)とドゥカティのアドバンテージを生かす走りにある。ドゥカティのパワフルさは定評あるところだが、今年のBSの進化は、目を見張るばかりだ。強力なグリップがコーナリングスピードの高いストーナーの走りを補完し、それが結果として、ドゥカティの速さを存分に活かすことに繋がっている。
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photograph by Satoshi Endo