「アイツはクレメンスの再来だよ。ボールの威力はもちろん、マウンド上での堂々たる態度もすごく似ている」と、表現したのはレッドソックスの主砲、デービッド・オルティースだ。後半戦、3Aから昇格したジョー・パペルボンは最速155kmの剛速球と高速スライダーを武器に救世主的役割を果たした。元来は先発投手。メジャーデビューも先発だったが、ブルペン崩壊の大ピンチに未経験のリリーフ役に回り、大車輪の働きをみせた。地区シリーズに敗れたものの、チームが最後の最後でワイルドカードを手にできたのは、この24歳のルーキーの活躍によるところが大きい。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Yukihito Taguchi