7月のモントリオール世界選手権の代表選考会を兼ねた競泳日本選手権が、4月21〜24日に行なわれた。
アテネ五輪の翌年であり、北京五輪への元年である今シーズン。「ゼロからのスタートって、本当は言いたいんだけどさ」。久々にナショナルチームのヘッドコーチを任された鈴木陽二は、ぼそっと漏らした。
ゼロから、というわけには当然いかない。アテネでメダル8個という輝かしい成績を収めたニッポン水泳は、モントリオールでもそれなりの結果を求められるからだ。
嬉しいことに、ポスト五輪シーズンにありがちな「引退」「休養」はほとんど聞かれず、元気よく泳ぎ出した選手たちだったが、蓋を開けてみると、日本選手権の結果は全体的に低調だった。
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