#1153
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《独占インタビュー/後編》三浦璃来と木原龍一が語るマイナス思考の時期と金メダル「龍一くんが初めて弱さを…」「2じゃなくて、1がいいよね」

ミラノ・コルティナ五輪で掴んだ、日本初となるペアでの金メダル。それは幾度も逆境を跳ね返し、絆を深めてきた日々の集大成だった。結成からの7年間、彼らはどんな壁と闘い、ともに支え合ってきたのか。現役引退発表から半年。「りくりゅう」が知られざる軌跡を明かした。(原題:[スペシャルインタビュー]三浦璃来&木原龍一「2人だから乗り越えられた」(後編))

《三浦璃来バディの流儀》

ベストパートナーだと分かっているからこそ、お互いに思ったことは隠さずにきちんと言う。信頼してくれるから、自分も信頼できるんです。

《木原龍一バディの流儀》

どんな言葉を口にしても、行動が伴ってないと、信頼することは出来ません。近くで努力する姿をお互い見てきたことが、信頼に繋がったのかな。

「一緒に過ごして強くなれ」ブルーノコーチからの言葉。

――絆がしっかりしているからこそ、なんでも言えるのでしょうね。

三浦 お互いがベストパートナーだって分かっているからこそ「このぶつかり合いは絆を深めるため」という感覚なんです。

木原 そう! もうこれ以上のパートナーに出会えないっていうのは分かっていて、その上で、関係性を高め合ってる、という感じです。

――では2度目のターニングポイントですが、'23年秋に、今度は木原さんが腰椎分離症で離脱しました。この時期は、どのように乗り越えましたか?

三浦 ブルーノコーチが「一人が滑れないからといって別々に練習するのではなく、一緒に過ごして、一緒に強くなれ」という話をしてくれました。

――朝の氷上練習に一緒に行き、木原さんは見学。そのあと2人で病院に行き、三浦さんは肩、木原さんは腰のリハビリをし、常に一緒に過ごしていたそうですね。

三浦 あの時、龍一くんは初めて弱さを見せてくれました。シーズンが始まっていた中での怪我だったので、早く戻さなければという焦りもあったと思います。普段はすごくポジティブな龍一くんが、ネガティブになって。技の回数制限があるのにもっとやろうとしたり、我慢強いタイプなのに、焦っている様子が伝わってきました。

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photograph by Asami Enomoto

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