#1153
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《独占インタビュー/前編》三浦璃来&木原龍一が振り返る幼少期のルーツと“一番の奇跡”の舞台裏「バスに乗る前に突然、爪を」「璃来ちゃんが衣装忘れて」

ミラノ・コルティナ五輪で掴んだ、日本初となるペアでの金メダル。それは幾度も逆境を跳ね返し、絆を深めてきた日々の集大成だった。結成からの7年間、彼らはどんな壁と闘い、ともに支え合ってきたのか。現役引退発表から半年。「りくりゅう」が知られざる軌跡を明かした。(原題:[スペシャルインタビュー]三浦璃来&木原龍一「2人だから乗り越えられた」(前編))

《三浦璃来 バディの流儀》

ベストパートナーだと分かっているからこそ、お互いに思ったことは隠さずにきちんと言う。信頼してくれるから、自分も信頼できるんです。

《木原龍一 バディの流儀》

どんな言葉を口にしても、行動が伴ってないと、信頼することは出来ません。近くで努力する姿をお互い見てきたことが、信頼に繋がったのかな。

 ミラノ・コルティナ五輪で日本初となるペアの金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来&木原龍一。4月には引退を、そして8月23日には婚約を発表し、人生の第2章をスタートさせた。

 その約1カ月後、本誌の表紙撮影に臨んだ2人は、2023年に初めて世界チャンピオンになったシーズンの「You’ll Never Walk Alone」の衣装で現れた。当時を回想させる凜々しいまなざしと、五輪王者の充実した笑顔とが、入り混じる。永遠の絆で結ばれた2人が、出会いから、世界の頂点に辿り着くまで、その軌跡を語り合った。

――おふたりは'19年の夏にペアを結成しました。初めて一緒に滑った時から『合わせるのではなく、合う』感覚だったと伺っていますが、改めて、それはどんな体験でしたか?

木原 相談したわけではないのに、自分たちの動きたいタイミングをお互いがすべて分かっているという感覚でした。これが「相性が合う」ということなんだなと思いました。

三浦 どれだけ優れた選手が2人いたとしても、合う、合わないというものはある。でも、私たちが組んで滑った瞬間、本当にこれまで経験したことのない衝撃を感じました。最初の日から、もうペアの技が出来ていましたね。

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photograph by Asami Enomoto

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