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『百何億円ももらったらどう変わりますか?』菊池雄星は日本の後輩たちの“質問攻め”にどう答え、何を感じたか「肉体強化への意識はメジャーに到底及ばない」《特別インタビュー》
第6回WBCが終わった。日本代表はベネズエラに準々決勝で敗れ、連覇は果たせなかったが、初めてJAPANのユニホームで戦った菊池雄星(エンゼルス)には約3週間の代表経験でいくつかの発見があった。埼玉西武ライオンズで9年プレーしたあと、メジャーリーグで今季8年目を迎えたサウスポーの、若き日本代表たちに対する観察が興味深かった。
菊池が感じた最大の変化は後輩たちのモチベーションだ。
「ピッチャーに関してはもう100%、全員がメジャーに行きたいと思っている。『いつか行きたい』とか『行けたら行きたい』じゃなくて、みんなが『メジャーに行きたい。そのためにどうすればいいですか』という状況でした。それが8年前、僕が日本にいた頃と一番変わったところじゃないですか」
MLBが彼らを惹きつける理由はプロアスリートとしての待遇、つまり高い報酬だ。「『百何億円ももらったら物欲や野球への取り組み方がどう変わりますか』とみんなが聞いてきた」
そんなド直球質問にどう答えたのか。菊池は懐かしそうに「昔の自分を見ているようで、すごく可愛かったですね」と笑った。
「僕も10年前はたくさんお金をもらいたいとか、そうなったらどんな生活ができるんだろうとか、いわゆる野心がたくさんありました。だからそんな質問には『(お金が欲しいなら)それでいいんじゃないか』って話しましたね。で、実際にお金をもらえるようになってみてモチベーションがどうなったか。僕の場合はむしろ上には上がいると気付いて、もっと野球が上手くなりたい、という気持ちが強くなりましたから」
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