#1140
巻頭特集

記事を
ブックマークする

「冷静でいられたのが良かった」“2打席連発”鈴木誠也が押し出し四球を選べた理由と大谷、鈴木とハグをした菊池雄星に突きつけられた“課題”《WBC韓国戦:2人のキーマン》

2026/03/28
鈴木誠也

冷静と情熱の2打席連発。

 熱くなる気持ちを抑える。

「冷静でいられたのが良かった」

 鈴木誠也は静かに振り返った。

 打ち合いの日韓戦。5対5で迎えた7回だ。大谷翔平が申告敬遠、近藤健介も歩いた2死満塁で、打席に入ったのは鈴木だった。

「もちろん興奮もしていたし、決めたいっていう気持ちもありました。でも、あのままいくと、何か打ち取られそうなイメージがあった。冷静に変な球に手を出さないで、狙い球を絞って打席に入れたのが良かった」

 3ボール1ストライクから最後は外角に外れるスライダーを見切り、勝ち越しとなる押し出し四球をもぎ取った。

 初回にアッという間に3点を先制された苦しい展開。しかし劣勢のチームを奮い立たせて打線を引っ張ったのも、紛れもなくこの背番号51のバットだった。先制された直後の1回1死二塁。フルカウントから韓国先発の変則右腕コ・ヨンピョの外角へのツーシームを逆らわずに振り抜いた。

特製トートバッグ付き!

「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

この連載の記事を読む

もっと見る
関連
記事