パリ五輪の決勝でアメリカに87-98で敗れた後、フランス代表のビクター・ウェンバンヤマは悔し涙で目を赤くした。
20歳での初オリンピックで、相手は史上最強とも評されるアメリカ。善戦しての銀メダルに満足しても不思議ではない状況だ。それでも、本気で勝てる、金メダルを取れると信じていたからこそ、涙があふれ出てきた。
「誰も、この経験を僕から奪うことはできない」。
メダルセレモニーが終わった後、オリンピックでの経験について聞かれたウェンバンヤマからは、この先長く語り継がれるようなコメントが飛び出した。
「誰も、この経験を僕から奪うことはできない。僕は学んでいる。2~3年後の対戦相手が心配だ」
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