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「リベンジしたいと思って」大舞台を楽しんだ村上頌樹、カーブが決まらず苦しんだ山本由伸<日本S第1戦のキーマン>

2023/11/11
日本シリーズ第1戦。この試合において両軍のキーマンとなった選手をピックアップする。

村上頌樹『凄みはなくとも間違いは少ない』

 大舞台は村上頌樹にとってはリベンジ戦でもあった。

「楽しむことができたので良かった。交流戦で投げ合って負けていたので、リベンジしたいと思ってマウンドに上がった。いい刺激をもらいながら投げられました」

 同学年のオリックス・山本由伸には、6月13日の交流戦での投げ合いで敗れている。8回を4安打9奪三振2失点と好投しながら、山本はその上をいく8回2安打11奪三振の無失点。その後、3年連続投手四冠を達成する右腕との力の差を、見せつけられる結果だった。

 それでもそこから村上もエースへの階段をしっかり登り、雪辱の舞台に立ったのである。

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