#1069

記事を
ブックマークする

羽生結弦の東京ドーム公演。リンクに「声援」が戻ってきた。

東京ドームに集まった3万5000人を前に、2時間半のショーを披露。演技後は客席からの歓声を噛みしめるような姿も

「カモン、カモン、カモン!」。3万5000人のシャウトが東京ドームを揺らす。羽生結弦の単独公演『GIFT』が2月26日に開かれ、その歴史的証人になったファン達は、『Let Me Entertain You』のロックに乗り、拳を突き上げた。

 フィギュアスケート史に残る東京ドーム公演。特筆すべきことはいくらでもある。羽生自身が書いた物語が巧みにあぶり出す深層心理、多彩な音楽と映像、ダンスが融合する芸術性。どれもが新しい挑戦であり、すべてが羽生からの『GIFT』だ。

 ただ、ファンにとってもうひとつのギフトは、生の彼に向かって大声援を送れたこと。各業界で徐々に歓声は緩和されてきたが、昨年11月、12月の単独アイスショー『プロローグ』は声出しNG。『GIFT』もチケット販売時点では「会話禁止」が明記されていた。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by 2023 GIFT Official

0

0

0

前記事 次記事