最終戦アブダビGP。ルイス・ハミルトンがリタイア、ジョージ・ラッセルが5位という結果は、思った以上に手厳しくメルセデスを現実に引き戻した。
煌びやかな夜の照明と落胆の中では、1週間前の1-2位の結果が霞んでしまった。しかし新たなシーズンに向かって気持ちを切り替えた今、ブラジルGPはチーム全員の心で輝きを取り戻したはずだ。
'17年からメルセデスのジュニアドライバープログラムに参加し、'19年にウィリアムズからF1デビューしたラッセルは、非力なマシンを手に常に全力を尽くし、高い評価を得てきた。'20年のサクヒールGPでは新型コロナに感染したハミルトンに代わり、チームのミスやトラブルがなければ優勝できたはずの活躍を見せた。
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