世界への切符は3枚。これが国際スケート連盟の定めた国際大会の「各国の最大枠」だ。自国の3枠争いを制さなければ、日本代表のジャージに袖を通すことすら出来ない。昨季までの日本男子は、羽生結弦(27)、宇野昌磨(24)、鍵山優真(19)が3強。しかし今季は、羽生のプロ転向により構図が一転し、シーズン序盤から熱い火花が散っている。
昨季、羽生の欠場による補欠出場で世界選手権6位となった友野一希(24)は、今季は自らの手で切符を掴むのが目標。10月の近畿大会では、三宅星南(20)にショート首位を譲るも、フリーで4回転2本を決めて逆転優勝した。ベテランの友野は、今季の争いをこう分析する。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Asami Enomoto