ついにつば九郎もコロナに倒れた。
猛威を振るう新型コロナウイルスの第7波は、スポーツ界も直撃している。ヤクルトの人気キャラクター、つば九郎の感染が発表されたのはオールスターゲーム第2戦が行われた7月27日。前日の第1戦後に出場選手、関係者に対して行われたPCR検査で陽性が判明した。無症状だったつば九郎は第1戦は元気に暴れ回っていたが、隔離措置がとられて第2戦はあえなく“欠場”となってしまった。
ただそこまでする必要があったのか、という声を何人かの球界関係者から聞いたのである。
そもそもつば九郎だ。
誤解を招かないように断っておくが、つば九郎だから感染を軽視していいということではない。ただ濃厚接触の基準は、1m以内でマスクをしないで15分以上の接触である。つば九郎のパフォーマンス中に濃厚接触する相手はほぼいない。さらに大きな声では言えないが、何より中の人が感染しても、被り物をしているので、直接、飛沫等が飛ぶこともほとんど考えられない。
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photograph by Kiichi Matsumoto