「19歳のときのホワイトロックよりいいよ」
ブレイブルーパスのトッド・ブラックアダーHCは、オールブラックス132キャップの名ロックを引き合いに出して讃えた。背番号4、左ロックでリーグワン開幕戦のサンゴリアス戦にフル出場した19歳、ワーナー・ディアンズのことだ。
202cmの長身を武器に、空中戦で活躍しただけではない。各国代表の並ぶサンゴリアス相手にコンタクト局面でも一歩も引かずに前に出る。前半8分にはオーストラリア代表CTBサム・ケレビのタックルを振り切ってチームの新リーグ初トライ。後半34分には2本目のトライまで決めてみせた。1年前、花園の全国高校ラグビーを駆けていた少年は想像以上に逞しく成長していた。
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photograph by Yuki Suenaga