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バファローズを変えた懐刀。有言実行“世界のナカガキ”。

2021/12/22
高卒2年目での日本シリーズ全試合スタメン出場は、中西太、清原和博、坂本勇人に続き、紅林(左)が史上4人目

 バファローズがリーグ優勝を果たした理由はいくつもある。目で見てわかりやすい理由が中嶋聡監督の仰天采配や宮城大弥、杉本裕太郎の台頭なら、見えにくいほうの理由はまず、この人の存在だろう。

 中垣征一郎――中嶋監督の懐刀として一、二軍を巡回する、背番号もなくユニフォームも着ない、球界では異例の巡回ヘッドコーチだ。野球の“投打捕走”の中で身体をどう動かせばいいのか。そのためにどういう体力が必要で、そこにどんな技術をかみ合わせれば爆発的な力を発揮できるのか。ファイターズ、パドレスで実績を重ね、ダルビッシュ有や大谷翔平の飛躍を支えた“世界のナカガキ”が若い選手を鍛えていた。

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photograph by Hideki Sugiyama

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