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NBAのスーパースターも注目。 規格外の“新人女王”サブリナ。

ポイントガードのユネスクは大学4年時に平均17.5得点、8.6リバウンド、NCAA1位となる9.1アシストを記録。

 時代を変える逸材がWNBAに加わった。オレゴン大のサブリナ・ユネスクのことだ。4月17日に行われたWNBAドラフトでニューヨーク・リバティに全体1位で指名された。オールラウンド型のポイントガードで、NCAA史上で初めて通算2000得点、1000アシスト、1000リバウンドを達成。その人気は性別や年齢を超え、レブロン・ジェームズに“クイーン・サブリナ”と呼ばれ、故コービー・ブライアントからは試合を操る人形師のようだと“ゼペット”のあだ名を与えられるなど、NBAのスーパースターたちも注目する。

 これも運命なのか、ユネスクが生まれた1997年は、ちょうどWNBAがスタートを切った年だった。幼い頃から双子の弟と共にバスケに夢中で、7歳の頃には2人で組んで、近所のコートで誰かれとなく勝負を挑み、大好きだったフローズンドリンクを勝ち取ったという逸話もある。12歳で「WNBA選手になる」と将来設計を語り、その夢に向けての努力を惜しまなかった。

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photograph by Getty Images

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