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「年間100勝はノルマ」発言も。 現実味を増す武豊の5000勝。

2020/02/29
武豊特集を組んだ230号の表紙。筆者寄稿のリード文には「なぜかユタカと“ウマが合う”筆者は、……」の記述も。

 Numberは間もなく1000号を迎える。創刊号の表紙のロゴは「Number1」で、それが新雑誌の名前なのだと思い込んでいたのが22歳の筆者だった。奨励会(将棋のプロ棋士の養成機関)を年齢制限にかかってやめたばかりで、スポーツライターにぼんやりとした目標を抱いていた時期だっただけに、なんというタイミングで発刊されるのか! と勝手に興奮していた。

 それから1号も欠かさずに購入し、隅々まで読み込んだ憧れの雑誌に、書く側でご縁をいただいたのが230号('89年10月20日発売)だった。それが初めて武豊騎手を主役で扱った特集号。まだデビュー3年目だった彼が放つ稀有なスター性に逸早く気づいたのが当時の設楽敦生編集長で、スポーツ紙で武豊の番記者の役目をしていた筆者も、合わせて設楽さんのお目にとまるという幸運に恵まれた。

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photograph by KYODO

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