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スーパースターの対価はHOWマッチ? ~米は社会還元、日本の状況は……~

2020/01/22
マイケル・ジョーダン(右)やウッズのようなスーパースターの収入は桁違いだ。

 新年といえば子供の頃はお年玉をもらうのが楽しみでした。それが大人になるとあげるばかりで、いつの間にかそういう楽しみもなくなってしまうものですね。

 ただ、昨年末に米経済誌『フォーブス』で発表された「2010年代のアスリート長者番付」を見たら、そんな小さな考えが吹き飛んでしまいそうな桁違いの金額が並んでいました。

 この10年間で最も稼いだアスリートはボクシングのフロイド・メイウェザー(米国)で9億1500万ドル。日本円でざっと1000億円!! もうすごいの一言しかありません。

 以前は年間8000万ドルを超えるようなアスリートはタイガー・ウッズ(米国)だけだったそうですが、この10年間でその人数も大幅に増えています。スポーツビジネスがそれだけ拡大してきたということでしょう。僕らも一生懸命やってきてそれなりの対価をいただきましたが、今の時代はSNSも出てきて、収益を得る方法や規模が昔とは全く違っています。2位のクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)はインスタグラムのフォロワーが1億9000万人。企業としてもそれだけの人に自社の製品やサービスが届けられるとなれば、喜んでスポンサードしますよね。

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photograph by Getty Images

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